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田代の鰻丼ができあがるまで。

生きた鰻を手際よく捌いて、串に刺し、一時も休むことなく焼き上げる。もちろん炭は我が紀州備長炭。灼熱した炭火に鰻の油とたれが落ち、煙が立ち上り、鰻に香りをつける。「鰻は煙で食わせろ」とは良く言ったものだ。店の前を通り過ぎた通行人が、「煙はただだ」と言っていた。これもまた名言。

うな丼の出来上がり.外はカリカリで中はほこほ皮はシコシコ。旨すぎる。

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© 小宮 透 2019